女の子はエレガントに、と行きたいところだけど、キディ・グレイドの話だと、ついつい長文になってしまうバウ


キディ・グレイド第3話アイキャッチAパート

● いぬは、今が好き。過去でも未来でも無く、いま。「今が最高」という呪文を暗示のように頭の中で唱えたら、前頭葉や脊髄に何らかの物質が放出され、どんな過酷な状況でも楽しくすごせる体質だバウ。さて、今、旬のキディ・グレイドの話題と行きましょう。


キディ・グレイド第3話エクレールとリュミエール

● 今週は第3話「Prisoner/Escort」ー虜囚ー。「Kiddy Grade」という作品のタイトルもだけど、各話のサブタイトルが、横文字の二つの言葉になっているバウね。第1話は「Depth/Space」ー深淵ー、第2話は「Tight/Bind」ー重力ー、次回第4話は「High/Speed」ー超速ー。それぞれの頭の文字が青と赤になっていて、リュミエールエクレールを象徴しているのだろうか。ほかのESメンバーも二人一組だし、作品自体のテーマに二つのモノの対立・協調を描くというのがあるのでしょうかね。


キディ・グレイド第3話エクレール心配

エクレール話。ちっこくてかわいいリュミエールにばかり目が行きそうだったけど、日曜のいぬ日記でエクレールのことについてまとめていたせいか、素直にエクレールに感情移入できましたぁ。いきなり冒頭から「ぢゃっぢゃーん!」で悪役を捕獲。今回は悪役との闘いではなく、エクレールが、(嫌われていると思い込んでいる)警部と、どのように打ち解けるかが話の柱になっているバウ。

● 最初は、きつい皮肉などを言っていた警部も、徐々に柔らかくなって行く様子にハラハラして面白いバウ。ココロの闘い。エクレールは、嫌われていると思ったら、自らそこに飛び込んで行くタイプなんですね。なんとなく共感できるバウ。


キディ・グレイド第3話エクレールチャイナ

● お堅い警部を、チャイナ服や捨て身の攻撃などの行動によって変えて行きます。エクレール、他人のココロを動かす達人です。見習いたい。最終的には打ち解けて、満面の笑みと回転抱擁で、見ている方も幸せになれるバウ。こんなかわいい少女に「違法な女は、嫌い?」なんて言われたら、もうたまらんよ。

● はっきりとは語られないけど、エクレールは禁止されている技術を応用して、あのスゴイ戦闘能力を発揮しているんですね。銃で撃たれても、死にませんでした。なるほど、派手な戦闘で「面白くなってきたわね〜」と言うのも理解できてきたバウ。人造度合いはエクレールの方が上で、年下のリュミエールが、女の子として人間としての生き方を教えている大きな話なのだったりして、キディ・グレイド


キディ・グレイド第3話リュミエール流し目

リュミエールで印象に残った場面は、仲の良い計算機、ヴィルベルヴィントとしばしお別れするときの葡萄ジュース飲みながら、えっちな流し目するところ。無粋な比較かもしれないけど、リュミエールは今までのダウナーロリと分類されていた人たちとは違うんです。

機動戦艦ナデシコのルリルリや、おねがいティーチャーの苺たんのセリフ「ばかばっか」「いやん」などは、押さえ気味にしゃべれば、オスのいぬでも真似っぽくは言えます。でもリュミエールの「女の子はエレガントに」は、全然真似できません。特に第1話の「女の子はエレガントに」。ほとんど吐息に近いような、じつになまめかしい発声。演じている役者が14才だとは信じられない、えろてぃっくな声。平野綾、スゴイよ。


キディ・グレイド第3話ヴィルベルヴィント

ヴィルベルヴィントはドイツ語で「旋風」という意味で、戦車の名前でもあると放蕩オペラハウス2002/10/23で知りました。エクレールは「雷」で、リュミエールは「光」。ほかの名前も何かを表現していそうだバウね。リトルパペットの2002/10/23には、ヴィルベルヴィントリュミエールも、違う読み方で書かれているバウね。

● あと、リトルパペットによると、エクレールの右手にお盆が描かれていない場面があるとか。いぬは、何回かこの話し観ていながら、気づかなかったバウ。でもねでもね、作画の不良や、こういった書き込み損じを追究するような姿勢でアニメを観ると、たらちゃんにカツを入れられるバウよ。「ココロの目で見ろ!」と。「今が最高」のいぬも、これには負けたバウ。


キディ・グレイド第3話アイキャッチBパート