スケッチブック


書道

● 三年ぶりにスケッチブックを買った。一緒に買おうとしたカリグラフィ・ペンもだが、すっかり製品が入れ替わっていて、「いつもの」が置いてなかった。いろいろ試行錯誤して、愛用と言える組み合わせを編み出していったのに。

● 空気も寒い季節になり、体調も芳しくなく、探し歩くのは、多少、億劫。でも、何軒か回ってみた。歩くうちに、ぽかぽかしてきて、気分も軽くなってきた。「環境を整えるのが目的ではなく、そこで何を書くかが重要だ」と、当たり前の事を、思い出した。

● ペンは浅草橋の写譜ペン。スケッチブックは、どこにでも売っていそうな、汎用的なものにしてみた。これが都合良ければ、今後、環境構築に悩まないはず。

● スケッチから総譜を書くのは、三年前と違い、計算機を使う。しかし、鴬谷の松本楽譜で五線紙を買うと「いいの書いてくださいね」と言われるのだ。それを言われるために、昔風に、手で書くのも、いいかもしれないな。