● 萌え萌えでかわいくて楽しいの大好きないぬなのに、ペース乱されて、かなり好きになっているアニメ。エアマスター。どうして、こんなにおもろいのか、ちょっと考察してしまいたくなるバウ。理由を考えるなんて、いぬらしくない。やっぱペース乱されてる。
● アニメの話作りとなると、話の中に一つの目的みたいなのがあって、それを解決していく過程で、視聴者も感情移入していって、はらはらしていくものが多いバウね。目的が恋愛であったり、敵との戦いであったりするけど。スポ根ものだと、結果が成功じゃないものが多く、それが視聴者の心に残ったりするものだバウね。
● エアマスターは違うんです。いろんな敵が出てきて、それを倒すのが目的みたいに見えるけど、一話の中にどんどん目的が変ったりする作りの時もあるバウ。坂本ジュリエッタの取り巻きの女子と遭遇する話なんか、舞台も話の目的もどんどん変って、非常に醒めた人が書いた話だとわかるバウ。ついていくのに大変。
● 今回も、いぬの延髄つき割ってくれました。レギュラーの蓮華とか女の子は、美奈ちゃん以外でてきません。主人公の摩季ちゃんのセリフといえば、番組締めのセリフも含め「美奈ちゃんどこ」に類似するものばかり。いつもと違って、目的はっきりわかるバウね。
● 登場人物の個性が面白く、それぞれの道徳観や哲学みたいなのが浮世離れしていて、いぬには大変励みになるバウ。
● 月雄は「ここにパンチ、ガンと当ててみろ!」とかベロで指図。よくわからないクロスカウンターを披露。
● 普段まともに見える伸之助は、禁断の秘技で敵をなぎ倒す。酔拳にみえるけど、ただの酔っ払い。
● 1話で登場したルチャマスターも、名前を呼ばせて元気を回復してます。この人の哲学やセリフが、すこぶるおもろい。真剣な場面なのに、脈略もなく歳を聞かれて「来年、しじゅうだ」と答えました。
● 黒正義誠意連合の総長、北枝金次郎は、仁義あふれるまっとうな人にも見えるけど、やっぱりヘン。大声で叫ぶのが性分だったり。
● 美奈ちゃんのおっぱい>ぷるるん>プリン>シロップたらりん>鼻血という見事な表現で、我々を楽しませてくれました。