mLANについて私が知ってる二、三のことがら


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教授とたかばのおかげで、楽器フェアに行けました。いぬの目当ては無論mLAN。置いてあったヤマハのブース。デジタル入出力とアナログ入出力にFirewireがついてます。これだこれだ。製品名とかきくの忘れたけど、いぬはFirewireのAudioStationと呼称しています。担当者に直撃でいろいろ聞いてみた。
「デジタル入力の音声を、Firewireで取りこめるんですよね」
 「そうです、ただ、オプティカルとコアキシャルがついてますが、入力はどちらかの選択になります。」
「寒くなる前に出ると聞いてたが、もう寒いですよねぇ」
 「寒いですねぇ。でも年内には出します。」
「ちなみに気になるお値段は」
 「いくらぐらいなら、良いでしょうか?」
「そうですねぇ、5万円以内かな」
 「10万前後を考えています」
「でも、単純な変換でしょ」
 「実は内部に8チャンネルのミキサーがあって…」
「ということは、Firewireさえついていればオーディオカードなんていらないというわけですね」
 「ええ、そうです、青白のパワーマックや、PCカードFirewireをつけたパワーブックでも動きます
「(じゅる)じゃあ、新しいiMacハDVでも…(気になる)」
 「はい、とりよせまして、すぐ検証させてもらいます」
「アプリケーションとかドライバってどうなってるのですか」
 「汎用のを使ってましてー、(アプリでオーディをドライバを「ASIO mLAN」に指定するだけ)キューベース、ロジック、ビジョンがMIDIとオーディオ、パフォーマーがオーディオのみ対応です。今のところ」
MIDIはOMSなんですね。FreeMIDIは?」
 「対応していないんですが、パフォーマーMIDI部分は、従来のインターフェイスを使っていただければ、オーディオの部分は問題なく動きます。」

        • そう、この機械は、オーディオ入出力だけを担当するのではなく、FirewireMIDIの演奏信号を256チャンネル分ぐらい(この製品は16x2らしい)やり取りさせてしまうのである。たとえば、今までシンセとマックをつなぐのに、教授なんかは、まずMIDIインターフェイスをシリアルでつないで、MIDIのインアウトをシンセに、シンセの音声アウトはパラアウトで何チャンネルもミキサーに…という感じで各種ケーブルがとぐろをまいていたのが、シンセにつなぐのはFirewire一本でよくなるのです。まさしく、既存のワイヤを首に「ファイアワイヤ」という名前の通り!
すぐ、これに類似の製品が出るだろうが、いぬがこれを使わないで、誰が使うかって、感じだね。「数あるオーディオカードをどれにしようか迷ってる人」と「新しいマックはシリアルがないのでMIDIインターフェイスをどうしようか悩んでる人」向けなんだけど、その両方を一挙に解決。しかも、モダンなFirewireで。デジデザインでPCIバスのカードと入出力インターフェイスのセットで売り出した新製品があるけど、全然魅力的に映らない。iMacやパワーブックで動かないもんね。
ありがとう、教授&たかば。このようなものを見せてくれて

@640