静かなる決闘


inu

負けを認めよう。いや、結果は、うまくいってるようには見えるだろう。過程は想像したよりエレガントではなかった。銀座のショーの仕組みを変えて、初めての初日。変な言葉だね。初めての入れ替え、ね。いつもは、当日の朝早くに仕込んでおくのだけど、やはり、今回は、幸運にも休日がクッションになってくれた。そんなに苦労しないだろうと、高をくくっていた。この口調で察しがつくと思うけど、うまくは行かなかった。いや、結果はオーライ。繰り返してるね。輪廻だね。具体的に述べると、デジタル音声を固定ディスクに取り込むのに使用している、Audiowerk2のカードと、ロジック以外のアプリの相性が、いまいち。ピークで録音動作は、うまくいってるようだけど、モニタ音声が流れないので、目隠し状態。ロジックで取り込めばいいのだが、その時は、録音可能分数の指定の仕方がわからなかったので、5分しか取りこめない。ショーは20分はあるのだ。デジタルパフォーマーにいたっては、ボードのドライバが有効になっているだけで、起動だにしない。微動だにしないに言葉が似てるね。詮ずるところ、ピークの目隠しで取ってから、検聴をしっかりするという手段に。この部分が、エレガントじゃないのね。ピークはもっと新しいバージョンに変えてみようかな。ドライバとか、インターネットで最新版をゲットして用意していたのに。軽いファイルなので、フロッピーを利用したけど、実に、このフレキシブルディスクというものを、触ったのは、何年ぶりなのだろう。マシンのフロッピードライブには、クモの巣がかかっていたよ。いい加減フロッピーなんて、消滅すればいいのに。それはさておき、早めに行動して、仕込んでおいてよかった。すぐに終わるから、くまざわ書店で腰かけながら立ち読みでもしようとしていたのに。夜は、そのまま銀座で、ファントムメナスの吹き替え版を堪能。4回目だが、やはり、吹き替え最高。字幕をみなくていいので、すごい画像や音に集中できる。シスコ大佐の玄田哲章が、ジェダイの黒人のつるつる頭の人の声を当てていたよ。少年が「選ばれし者」かどうかの会議で、いつ、玄田哲章が「選ばれし者」と発言するかひやひや。結局周りの人は、散々いってるのに、玄田哲章だけ、言わなかった。クワークとグランドネーガスの声のからみも笑ってしまうね。ピカード麦人のがらくた屋さんも、大爆笑。明日の日記は、初日の顛末になりそうだね。