● 先日ぴぐもんに「海の上のピアニスト」のDVDを見せてもらいました。感動したんです。でも、全人類がこの映画から得られる感動とは別のものです。音楽は、以前ポリモーグでも取り上げられたモリコーネです。さて、この海の上のピアニストが始まって、どんな主題曲を聞かせてくれるかと、わくわくで聞いていました。タイトルバックとともに高らかに流れてきた美しい旋律は、何と！もう、三十年程前になってしまう「エクソシスト2」の曲！しかも、未使用曲！！もう、感動でしたね。
● 映画自体歴史から葬り去れているエクソシスト2の、しかも、未使用曲をモリコーネといぬ以外に、誰が気付くかという興奮もありました。モリコーネが、ずっと、あたためてきた大切な旋律なんでしょうか。久石譲のように、どの映画にも使われる、共通の旋律なのでしょうか。モリコーネの映画を全部見たわけではないので、なんとも言えないですが、勘としては、あたためてきたような気がします。三十年封印していて、音楽がテーマのこの映画に、ここぞとばかり使ったのでしょう。
● 余談ですがモリコーネは、映画の音楽だけでなく、純音楽作品も書いています。いぬもCDを持っているバウ。映画音楽に踏み込んだ作曲家で、平行して純音楽作品を書いている人は、意外と少ないです。
● ポリモーグといえば、いぬがうらやましがるような、音源付きUSBサウンド装置で遊んでますね。多重重ねが楽にできるから、ストリングスなんか、６０回ぐらいセッティングをかえて重ねて見たいバウ。
● 逆に、いぬ環境には、ポリモーグがうらやましがるような、FireWireのCD-Rがやってきました。カエル先生のものだけど。書き込み12倍速のバーンプルーフのちょっとしゃれたデザインのやつです。ドスブイ雑誌には、バーンプルーフより、ジャストリンクのほうが良いという意見もあるけど、気にしないでおきます。実際12倍速では、差はないそうです。
2000.11.14 @556
